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第18章 ・・・18

もちろんあれからユウは私に一切絡んでこない



本当に助かったと思った




「こんにちはー」



「お、来たね
サエちゃんだっけ？」


「はい！よろしくお願いします！」




「バイト、初めて？」


「初めてです！」



「バイトって、朝でも夜でも何時でも従業員と
顔を合わせるときはおはようございますなの」



「え、そうなんですか？」



「バイトだけじゃなく、仕事全般で共通だね
こんにちはとかこんばんはじゃなくて、おはようございます

これ、覚えといてね」



「はい！」






シバさんはバイトの資料を見せてくれながら全部説明してくれて
私はそれをメモにとって必死で覚えた




「よし、早速お客さん来たら接客してもらうから
別にミスしてもいいからとりあえずやってみてね」




私はこうして人生初めてのバイトを経験する