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みにくいオンナノコ
第7章 ・・・07
私は結局放課後、ユウマと一緒に映画を見に行くことに決まった
「お待たせ!」
「よし、俺様の自転車の後ろに乗るがいい!」
「何それ」
少しフフフと笑った後にユウマの腰に手を回した
「ちゃんと捕まっとけよ~」
初めて誰かの自転車の後ろに乗った
ユウマの体に自分の体が密着することも、走る度に切る風も
全て新鮮だったし楽しいとも感じれた
「到着っ
今日は客も少ないしある意味貸切だな!」
「いくらなんでも貸切はないでしょ」
「でもほら、全然人いねぇじゃん!」
たしかにその日は平日でなんの特別なイベントもしてなくて、割引サービスの日でもなかったおかげかガラガラだった
「学生2人ですね
ごゆっくりどうぞ」
私達は適当に飲み物を頼んでスナックを買ってからシアターへと向かった