この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第17章 充実した休暇・・今日は2人で

連休3日目。
滝川さんと行動を共にする2日目。

今日は優太くんはいない。
滝川さんと2人。
駅の改札で彼を待つ自分が、なんとなく心を弾ませているのに気がついた。

・・なんでウキウキしてるんだろう・・

よくわからない。よくわからないけど・・


「おはようございます」

その声に顔をあげると、滝川さんが目の前に立っていた。

「あ、おはようございます。すみません、気づかずにボーっとしてて」

「いいえ、その分石田さんの顔をじっくりと見させてもらいましたからね、美人顔を」

滝川さんがニヤリと笑う。
初めて会った時の印象には、こんなふうにお世辞を言うなんて含まれてなかった。
彼の素が見えて、また一歩距離が縮まったことを密かに喜んだ。

「じゃあさっそく行きましょう」

歩き出す2人の間に優太くんはいない。
昨日は彼が私たちの間に距離を作っていたが、今日は肩を寄せ合うようにして歩く。
ウキウキした理由はこれかもしれない。
私は下を向いてこっそりと笑った。

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ