この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第17章 充実した休暇・・今日は2人で


不動産屋に着くと早々に、担当者が車に案内した。
内見を希望した部屋は、駅から歩いて7分くらいの所と、
もう一つは15分くらいかかるという。


はじめに遠い方。
車から外を眺めながら、その道程を観察する。
歩くには少し大変かなとかバス通り沿いだからバスを使うか、とか・・
不動産屋としての自覚、みたいなものが頭をもたげてきたというか、
勉強しなきゃというやる気も出てきた。


到着した物件はアパート造りの3DK。
そんなに古いわけではないのに、なんとなくパッとしないのは、
日当たりがいまひとつだからか?
滝川さんもう~ん、と小さくうなった。

「設備は少し古い感じですけど、その分家賃が安いですからねぇ」

案内してくれた60近くに見えるこの男は、わりとあっさりと説明している。

・・あんまり勧める感じじゃないな・・

「ちょっと、考えますね、ここは。
 駅から歩くよりはバスって感じだし。日当たりもいいって感じじゃないですものね」

色よくない返答でも、別にどうってことない顔している男。
じゃあ次行きましょう、とさっさと窓を閉め、私達を外へとうながした。

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ