この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それでも・・愛してる
第18章 充実した休暇・・その愛を受け入れて
・・中学の頃の淡い気持ち・・
滝川さんが言っていた、あの言葉・・
・・きっと、中学の時、好きだったと思いますよ、石田さんのこと・・
あなたの言う通りでしたよ・・と陽斗の胸に顔をうずめながら、
心の中に浮かぶ滝川さんにむかってつぶやいた。
「初恋を・・実らせるチャンスが巡ってきたんだ・・運命に感謝だ」
もう一度、私の唇を包み込む陽斗の唇・・
何度も何度も確かめ合うその感触。
「やっと・・私も素直に愛を欲しがれた。陽斗・・ありがとう、これからずっと・・
私を守って。私もあなたを支え続ける・・」
再び、ゆっくりと互いの愛を確かめ合い、その速さが次第に増していく。
そして心地よさに体中が包まれたのを確認すると、
その後はほんのりとした眠りが待っていた。
愛する人の・・腕の中で・・・