この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第2章 新しく進む道・・


食事を済ませ、手土産に持ってきたケーキを食べながら、
伸幸にも仕事を辞めた経緯を話した。

「えー?美鈴ちゃん失業したの?」

おませな姪っ子が口を挟むと、

「いいから、おまえ達はテレビでも見てなさい、ね?」

そう父親に言われた子供たちは、
ゆらゆらと揺れる皿の上のケーキに神経を払いながら
素直にテレビの前へと移動していった。

その背中を見ながら私は本音をこぼす。

「これから先の事考えたら、40前に行動起さないとって、思ってさぁ」

ケーキの上のイチゴにグサッとフォークを突き刺し、宙でくるくると回した。
今の気持ちを表すかのように。

「この際結婚でも考えればって言ったんだけどねぇ、このコ全然その気無しなんだもん」

また多佳子はそっちの方向へ導こうとする。
だが伸幸は、妻の意見は軽く受け流した。

「まあそればっかりは・・ねぇ。その気と相手が必要だしね・・
 で、なんかこれって思い当たる仕事とか、あるの?」


/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ