この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第21章 私達の家探し

お客として陽斗が松下不動産にやって来たのは、
滝川さんたちが来た日から1週間後。

私が持ち帰った、迷ってしまうほどの数の物件情報の中から2人で絞った3件を、
いよいよ内見しようと店に来てもらったのである。
社長はじめ、その時店にいた静江さんと横山さんにも陽斗を紹介した。

恥ずかしげもなく石田の亭主になる望月ですと自己紹介する彼の横で、
私は頬が焦げるんじゃないかと思うくらいの熱さを感じた。


カウンターを挟んで私の前に座る陽斗に、
静江さんがお茶を置きながらじっくりと彼の顔を眺めまわしている。
静江さんと目が合うと、少し垂れ気味の目をさらに緩めて私に合図した。
いいオトコね、と。
私も負けじとだらしのない笑顔を返してから、お客である陽斗に向き直る。

「ではさっそく」

絞り込んだ物件を一つづつチェックし直し、
その3件のすべてを見に行くことになった。

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ