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それでも・・愛してる
第3章 新たな・・関係・・?

「ありがとね、急な誘いに付き合ってくれて。
 今日は望月くんと2人っきりだけど、いいかな?みんなアポなしはダメみたいで」

待ち合わせ場所のにぎやかな通りは、仕事帰りのカップルが
そこらじゅうで待ち合わせしている。
そんな場所で陽斗と2人で待ち合わせるなんて、少々気恥ずかしい。

「なに言ってんだよ、こんなチャンスめったにないんだから。ラッキーだったぜ!」

おどけた表情の陽斗にちょこんと頭を下げ、
急な誘いに付き合ってくれることに感謝した。


こちらが誘ったにもかかわらず、店は陽斗が選んでくれていた。
男と女が2人で来るのにものすごくふさわしいムードに満ち溢れている。
さらに気恥ずかしさは増した。
でもたまにはいいか、と向かいに座る陽斗に
意味もなく微笑みかけた。


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