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世界は灰色で、君は虹色で
第1章 世界は灰色で、君は虹色で
 彰人の家についてからは、私の本当の過去をすべて話した。幸せだなんて嘘をついていたことを謝る。

 彰人は私のすべてを受け入れ、包み込んでくれた。

「どうして彰人は何も言わないん。こんな私を好きでいてくれたん?」

「優奈がそうやったから。優奈だって俺のすべてを受け入れて、好きでいてくれたやろ?」

「そりゃあ」

「それと一緒」

 彰人の言葉は妙に説得力がある。この温もりを大切にしよう。あの女みたいにならない。本当のそれは、こういうことなのだと気づけたから。

「なぁ、それと、優奈が高校卒業したら俺のとこ来いや。本当は今からでも来いって言いたいけどさすがに高校はな……」

「うん、ありがとう」

「あと卒業まで二ヶ月、頑張れよ」

「大丈夫。彰人がいれば頑張れるよ」

 その後も色々と話しをした。そのうちに意識が遠のいた。
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