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想いの声 心の声
第10章 待ち合わせ
──息があがる──。
こんなに走ったのは学生の時以来だな!
遠くに…見える──イルミネーション
「──っ──!」
「………………………!?」
その姿に息を呑んだ──
鼻と頬は紅く染まり、かじかんだ両手を胸の前で握り、肩を竦ませ身体を揺すり震えている‼
あぁ──愛しい想いが溢れて胸が詰まる─!!
震える腕で力いっぱいこの胸に抱き締めた─
「遅くなって…ごめん……。」
僕を見て安心したんだろ─。
大きな瞳から涙が溢れた!
「仕事だったんだっ─連絡したんだけど ─気が付かなかった?」
「充電……っ……切れちゃって……っ……うっ……!」
ふっ──そうか──‼ ごめんね。
………っうん……。
僕のコートの背中をギュッと握り身体を預ける。
「─待ちくたびれちゃった─っ ‼」
力の抜けた声で呟いた!
─そうだね ‼
─だいぶ待たせちゃったね!
今日は思いっきり甘えさせてあげよう!
そして誰よりも愛してると君に伝えよう。
end
こんなに走ったのは学生の時以来だな!
遠くに…見える──イルミネーション
「──っ──!」
「………………………!?」
その姿に息を呑んだ──
鼻と頬は紅く染まり、かじかんだ両手を胸の前で握り、肩を竦ませ身体を揺すり震えている‼
あぁ──愛しい想いが溢れて胸が詰まる─!!
震える腕で力いっぱいこの胸に抱き締めた─
「遅くなって…ごめん……。」
僕を見て安心したんだろ─。
大きな瞳から涙が溢れた!
「仕事だったんだっ─連絡したんだけど ─気が付かなかった?」
「充電……っ……切れちゃって……っ……うっ……!」
ふっ──そうか──‼ ごめんね。
………っうん……。
僕のコートの背中をギュッと握り身体を預ける。
「─待ちくたびれちゃった─っ ‼」
力の抜けた声で呟いた!
─そうだね ‼
─だいぶ待たせちゃったね!
今日は思いっきり甘えさせてあげよう!
そして誰よりも愛してると君に伝えよう。
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