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想いの声 心の声
第30章 冬の花火

貴方と見に行った冬のイルミネーション。
「行ってみよう」それも突然─
車で並木通りを抜けて高速に入る
「ここも綺麗だよ」
「だ~め、ここはいつも見てるだろ」
黙って手を延ばし力強く絡められた指。
今でも思い出す。手の暖かさ…
ハンドルを握る貴方の横顔が好き。
小さく呟いた声聞こえたかな?
「大好き」って!
「なに?」
ううん。なんでもない。
貴方と見た冬の花火。
「キレイ」
「だろ?」
ふいに後ろから抱きしめられて頬を寄せ合った。
振り返ると優しく笑う貴方が好き。
伝わってる?私の気持ち
「大好き」って!
「行ってみよう」それも突然─
車で並木通りを抜けて高速に入る
「ここも綺麗だよ」
「だ~め、ここはいつも見てるだろ」
黙って手を延ばし力強く絡められた指。
今でも思い出す。手の暖かさ…
ハンドルを握る貴方の横顔が好き。
小さく呟いた声聞こえたかな?
「大好き」って!
「なに?」
ううん。なんでもない。
貴方と見た冬の花火。
「キレイ」
「だろ?」
ふいに後ろから抱きしめられて頬を寄せ合った。
振り返ると優しく笑う貴方が好き。
伝わってる?私の気持ち
「大好き」って!

