この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
失恋キューピッド
第2章 衝突
「旨ッ!なんだコレ手作り?」
「ですよね!ミユキのクッキーは本当に絶品なんです」
愛弓は我がことのように自慢するが、
「ミユキ?」
当然 川瀬に個人名は通じない。
「はい!幼なじみなんです。料理も上手いけどお菓子類が特に美味しいんですよ!!」
「へー、すごいな」
「今度、ちゃんとキレイなのを持ってきますね!」
「マジで?楽しみにしてるよ」
「ハイ!」
───憧れの人とのそんなやり取りを、帰りがけの二年生女子部員達に見られていたことを愛弓はまだ知らない。
「ですよね!ミユキのクッキーは本当に絶品なんです」
愛弓は我がことのように自慢するが、
「ミユキ?」
当然 川瀬に個人名は通じない。
「はい!幼なじみなんです。料理も上手いけどお菓子類が特に美味しいんですよ!!」
「へー、すごいな」
「今度、ちゃんとキレイなのを持ってきますね!」
「マジで?楽しみにしてるよ」
「ハイ!」
───憧れの人とのそんなやり取りを、帰りがけの二年生女子部員達に見られていたことを愛弓はまだ知らない。