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失恋キューピッド
第5章 **深之side**
「合意の上なんだから別にいいだろ?お前さ、頭カタスギなんだよ。そこら辺がフラれた原因なんじゃねーの?」
そういう問題じゃない!と言いたいが、経験者の余裕というか自信に満ちたシンジの言動に何となく気後れしてしまい、反論できない。
「なぁ高石、オンナは『近所の姉ちゃん』だけじゃないんだぜ?もっと周りをよく見ろよ」
「…」
「放課後、駅前のドーナツ屋で待ってろ。無理に付き合えとは言わない、ヤるヤらないは会ってみてから決めれば良いからさ」
シンジは黙りこむ俺の肩を抱いて、耳元に囁いた。
そういう問題じゃない!と言いたいが、経験者の余裕というか自信に満ちたシンジの言動に何となく気後れしてしまい、反論できない。
「なぁ高石、オンナは『近所の姉ちゃん』だけじゃないんだぜ?もっと周りをよく見ろよ」
「…」
「放課後、駅前のドーナツ屋で待ってろ。無理に付き合えとは言わない、ヤるヤらないは会ってみてから決めれば良いからさ」
シンジは黙りこむ俺の肩を抱いて、耳元に囁いた。