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失恋キューピッド
第6章 〜晴世side〜
いつから?どうして?
目の前が真っ暗になりかけた時、
「人の気持ちを勝手に決めつけんじゃねぇよ!」
中学生くらいの男の子が晃弘を怒鳴りつけた。
(あれ、もしかして高石君…?)
弟の友達ではないかと考えていると、矢野さんが彼を『ミユキ』と呼び
「え、ミユキ?え、男ッ?」
私の気持ちを晃弘が代弁してくれた。
やがて走ってきた高石君は俯いたまま、私に気づくことなく横をすり抜けて行ってしまった。
「ごめん、矢野さん!俺てっきり『ミユキ』て女の子だと思い込んでたんだ。だから君が告白されて悩んでるって聞いて、じゃあ矢野さんに彼氏ができたって言えば『ミユキちゃん』も異性に興味をもつんじゃないかって思ったんだけど…」
目の前が真っ暗になりかけた時、
「人の気持ちを勝手に決めつけんじゃねぇよ!」
中学生くらいの男の子が晃弘を怒鳴りつけた。
(あれ、もしかして高石君…?)
弟の友達ではないかと考えていると、矢野さんが彼を『ミユキ』と呼び
「え、ミユキ?え、男ッ?」
私の気持ちを晃弘が代弁してくれた。
やがて走ってきた高石君は俯いたまま、私に気づくことなく横をすり抜けて行ってしまった。
「ごめん、矢野さん!俺てっきり『ミユキ』て女の子だと思い込んでたんだ。だから君が告白されて悩んでるって聞いて、じゃあ矢野さんに彼氏ができたって言えば『ミユキちゃん』も異性に興味をもつんじゃないかって思ったんだけど…」