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失恋キューピッド
第6章 〜晴世side〜
「俺…謝ってくるよ、勘違いして悪かったって」
晃弘が腰を浮かせかけた時、
「余計なこと言わないでください」
二人分のカバンと黒いトートバッグを両手に持った女の子が立ち塞がった。
「彼氏がいようがいまいが、もうアユミさんは高石をフッてるんですから、今さら本当のことを言っても意味がないと思いますよ」
「あの…あなた、誰?」
「私ですか?私は高石のクラスメイトで、カノジョの最有力候補者ってとこです。改めて、はじめまして、アユミさん。そしてありがとうございます、高石を初恋の呪縛から解放してくれて」
晃弘が腰を浮かせかけた時、
「余計なこと言わないでください」
二人分のカバンと黒いトートバッグを両手に持った女の子が立ち塞がった。
「彼氏がいようがいまいが、もうアユミさんは高石をフッてるんですから、今さら本当のことを言っても意味がないと思いますよ」
「あの…あなた、誰?」
「私ですか?私は高石のクラスメイトで、カノジョの最有力候補者ってとこです。改めて、はじめまして、アユミさん。そしてありがとうございます、高石を初恋の呪縛から解放してくれて」