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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第4章 独り占め記念日
ところが、
「今日、どこに行こうか?」
そう尋ねると、ニッコリをした彼は、家に帰ろうと言う。
「えっ? デートは?」
「僕、今日はナッちゃんにベタベタしたいから、お家デートがいいんだけど」
そして、「ダメ?」と、相変わらずの上目遣いに聞かれる。
彼と出会って、ちょうど六年。
だが、いつまで経ってもこの必殺の上目遣いには敵わない。
「じゃあ、今夜のおかずの買い物だけして、帰ろうか」
うん。
嬉しそうに頷いた彼は、やっぱり私の大好きなスマイルを浮かべる。
そしてやっぱり私も、相変わらずの細い笑いが唇から零れ出た。
フフッ……。
「今日、どこに行こうか?」
そう尋ねると、ニッコリをした彼は、家に帰ろうと言う。
「えっ? デートは?」
「僕、今日はナッちゃんにベタベタしたいから、お家デートがいいんだけど」
そして、「ダメ?」と、相変わらずの上目遣いに聞かれる。
彼と出会って、ちょうど六年。
だが、いつまで経ってもこの必殺の上目遣いには敵わない。
「じゃあ、今夜のおかずの買い物だけして、帰ろうか」
うん。
嬉しそうに頷いた彼は、やっぱり私の大好きなスマイルを浮かべる。
そしてやっぱり私も、相変わらずの細い笑いが唇から零れ出た。
フフッ……。