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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第4章 独り占め記念日
「あぁ、幸せ」
後ろから私をキュッと抱きしめた彼が、ピッタリと頬を寄せて、しみじみと言う。
「こんな風にナッちゃんとくっ付けたの、ホント、何年ぶりだろう」
以前のように、リビングのソファの前でラグの上に腰を下ろし、
膝の間に私を抱きかかえて、ほぉっと、彼が溜息をもらす。
しかし私は、そんな彼に思わず苦笑が零れ出た。
「何年ぶりは、ちょっと大袈裟じゃない?」
しかし彼は、少し不満げに寄せていた頬を離す。
「そんな事ないよ。だって優喜が生まれてからは、
前みたいに、ゆっくりナッちゃんにくっ付けなくなったもん」
「そおぉ? でも、エッチだってほとんど毎週してるでしょ?」
「それと、これとは別」
「何が?」
なんだか、どんどん彼が拗ねた子供のようになっていくのが、妙におかしい。
後ろから私をキュッと抱きしめた彼が、ピッタリと頬を寄せて、しみじみと言う。
「こんな風にナッちゃんとくっ付けたの、ホント、何年ぶりだろう」
以前のように、リビングのソファの前でラグの上に腰を下ろし、
膝の間に私を抱きかかえて、ほぉっと、彼が溜息をもらす。
しかし私は、そんな彼に思わず苦笑が零れ出た。
「何年ぶりは、ちょっと大袈裟じゃない?」
しかし彼は、少し不満げに寄せていた頬を離す。
「そんな事ないよ。だって優喜が生まれてからは、
前みたいに、ゆっくりナッちゃんにくっ付けなくなったもん」
「そおぉ? でも、エッチだってほとんど毎週してるでしょ?」
「それと、これとは別」
「何が?」
なんだか、どんどん彼が拗ねた子供のようになっていくのが、妙におかしい。