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Good morning, shocking pink.
第3章 命令

「オナニーしろ」
「えっ…?」
私は彼の言葉に耳を疑った。
「聞こえたのに訊き返すな」
聞き間違いではない。
彼ははっきりと、私に自慰を命令したのだ。
「やらないなら帰るけど」
彼は冷たく吐き捨て、背中を向ける。
「やっ…やります…」
私はベッドに腰掛け、脚をくぱぁっと開いた。
恥ずかしい…
だが自然と手は股間へと伸びる。
「見…て…くださ…い」
彼はこちらを向いたかと思うと、私の肩を押して身体をベッドに倒した。
「もっと脚開け」
掠れた低い声が私の脚を開く。
まるでリモコンで操作するかのように――

