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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離
トゥルルルル♪トゥルルルル♪トゥルルルル─ピッ。

出ないな!まだ仕事中か?最近葉瑠はいつも帰りが遅いんだよ…
必ず折り返しの電話やメールは来るけどいっつも遅い時間だ。

電話の声も疲れてるし無理してんじゃないか?

ピッ。「あ~くそっ」なにやってんだよ。
もしかしてまたマナーか?何度も掛けてるのに出やしね~。

繋がらないと想うと尚更心配になる
もうこうなるとイライラして落ち着かない。

もしかして藤堂に残業させられてるんじゃ…
それで遅くなったから飯でも食おうとか言って…

「……はぁバカだな俺」
余計な事が頭の中で膨らみすぎておかしくなりそうだよ!

♪.:*♪:~'♪°☆
あっ──電話……ピッ。「もしもし葉瑠?」

「悪りぃ~俺だ」葉瑠からだと思って慌てて出たのにヒロちゃんかよ~

「…………はぁ、なんだよ何かよう?」

機嫌悪りぃ~な!お前。

ヒロちゃん俺、今携帯使えないんだよ
「今使ってるだろうが」

いやそうなんだけど、そうじゃなくて……

今はそんなのどうでもいいんだよ。
葉瑠から折り返しが来るかもしれないから使いたくないんだよ…

「ま~そう言うな!お前今日…葉瑠ちゃんに連絡したか?」
なんで?……もちろんずっとしてるけど

やっぱりか?……出ね~だろ葉瑠ちゃん。だから機嫌が悪いのか?心配し過ぎなんだよ……

心配になるだろこんな時間だぞ。

「アハハ……お前はほんとに葉瑠ちゃんの事となると─大丈夫だわ心配すんな」

簡単に言うな何も知らないくせに

「いるから、ここに……」へ?

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