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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離

葉瑠はたった1日の為にそんなお金使ったら勿体ないって言うんだよ!

確かに1日だけ帰っても葉瑠は展示会で夜しか一緒にいられないんだけど……

「ほんとに平気か?」
「…うん……アハハ、やだ鏡也君…大丈夫だよ」

ちょっとだけ鏡也君がいない生活に慣れてきたよ!

私も展示会中は遅くなるし楽しみは次にとっとこ?…ねっ?

葉瑠はきっと今ムリして笑ってる。
涙を必死に堪えてるんじゃないかな…

「葉瑠?あの…「なんか…もう…眠くなってきちゃった」

そうか疲れたな。
ヒロちゃんには悪いけど葉瑠を送ってもらわなきゃ…

「葉瑠?ヒロちゃんに代わって」ぅん。

今日みたいな日は遠距離が身に染みる。
遠くから葉瑠を心配するだけで俺は何もしてやれないんだから……

「ヒロちゃん、悪いんだけど葉瑠を「分かってるよ、今は馴染みの連中しかいないから頼んで抜けるから」

「今さぁもしかして葉瑠泣いてる?」
ん?………ん~いや、大丈夫だ!

そうか?……ヒロちゃん悪いなほんとごめん…
後で何か御礼するから

「バ~カ!いるか御礼なんて…今日の分は時給に換算してお前に請求書送るからな…いいか?ちゃんと振り込めよ」

まったくヒロちゃんも素直じゃね~な。
「はいはい」

「あっ鏡也もう切るぞ、葉瑠ちゃん眠そうだから連れて帰るわ」

分かった頼む。
口は悪いけどほんと頼りにしてるから!

──//
「タクシーで帰るからいいのに…」
「いいから甘えとけ」

遅い時間は変な奴らがうろうろするから怖いだろ?

そうだけどお店があるのに…
ごめんねヒロちゃん。

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