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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離
───//
ガチャ…バタン。「あ~もう」
やっぱり話し掛けるんじゃなかった!

私が遠藤さんに何かしたの?いくら考えたって全然心当たりがないんだけど……

でも……自分はそのつもりが無くても人を傷つけるって事もあるよね?私、何したんだろ?

(私、葉瑠さんの事、誤解してました。やっぱりじゃないですか?…鏡也さん…可哀想です)

私が傷つけたのはもしかして鏡也君…なの!?
鏡也君が私の事で遠藤さんに何か相談でもしたのかな…

でなきゃ、鏡也君が可哀想とは言わないはず

私に不満があったの?そうなら…なんで直接私に言わないで遠藤さんに言うの?

2月の連休は楽しかったよね。
そのあとだってメールしたり電話もしたし昨日だって…

私がドジだから?
すぐ泣くから言えなかったのかな……
なにがダメだった?

料理が下手で朝が苦手。一緒の時はいつも鏡也君に起こされて…おまけに頑固で我が儘。意地っ張りだし

よく考えたら私、ダメなとこばっかじゃん。


遠藤さんに相談するなんてよっぽど!
浮かれてたのは私だけなんて想いたくないけど…

ずっと我慢して付き合ってくれてたのかな?

やだなんでまた涙が……ほらっまたすぐ泣いて
こういう所がダメなんでしょ!

でも…遠藤さんだってまったくのデタラメなんて言わないよね……鏡也君に聞かなくちゃ…

携帯を出そうとバックの中を探るけど…あっ!
そうだった…携帯無いんだ!

ショップに行って手続きしろって言われてたのに今日は忙しくてそれどころじゃなかった。

今日はトコトンいいことないな!

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