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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離
──///
ゆっくり携帯を眺める時間もないままやっと業務が終了した。

鏡也君から連絡が来てるかも…真新しいスマホを手に取って眺めたけど…
「あれっないな」忙しいのかな、なんの連絡もなかった。

それから何度か掛けるのに!やっぱり…出ない。
もしかして連絡しなかったから怒ってるの?

じゃメール。
新しい機種で慣れない操作に四苦八苦。
「はぁ~やっとできた」メールひとつ送るのに30分も掛かっちゃった。

なのに……
LINEしてからもう2時間…とっくに既読になったのに鏡也君からの返信が全くない。

連絡できなかった理由は書いたけど不安になって来た…

何度も連絡したら迷惑かな。。
でもやっぱり声が聞きたいから


トゥルルルトゥルルルトゥルルル お願い鏡也君…出て!

ピッ…あっよかった繋がった…
「もしもし鏡也君?」
「……あ~ごめん今、電話しようと思ってたんだ」

ううん忙しかったの?「あっ、あ~」

私こそずっと連絡できなくてごめんね。
忙しくて全然手続きに行けなくて……

携帯見つかったんだけど…壊れてたの、それでね…
新しいスマホを──
ねぇ……鏡也君…?聞いてる?

私が一方的に喋ってるだけであまり返事をしてくれないよね。

「鏡也君…怒ってる?」
「……なんで?俺が怒るようなことしたの?」

そうじゃないけど…なんか怒ってるみたい…
いつもはそんな言い方しないでしょ?

5日ぶりにやっと連絡取れたのに嬉しそうじゃないし、なんだか寂しいよ…

「葉瑠が忙しかったのはわかったけど、何とか連絡する方法はなかった?凄く心配したんだけど…」

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