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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離

また変な事言うんじゃね~だろうな?
「何だよ用件は」
「へ?あ~そうでした」

今日私、友達に…メンバーが足りないからお願いって言われて合コンに行ったんですよ……
もう全然私のタイプがいなくて……なにこれって…

「おい!」そんな話ど~でもいいわ!

そんな話ならもう切るぞ。

「あっちょっと待って!その帰りに葉瑠さんを見かけたんですけど~」

え?なんだよそれを先に言え。

ずっと心配してたんだから今はどんな情報だって見逃せない。思わず出た葉瑠の名前に俺が食い付いちゃったんだよ。

うんそれで、どんな様子だった?

「それがですね……」
タクシーに乗ってる所だったんですけど、葉瑠さんがスーツを着たイケメン男性の肩に凭れて座ってて…恋人同士みたいに甘えてるような感じだったんです!

もう私ビックリしちゃって……!?……鏡也さん…聞いてます?

「…………アハハ、お前また」そんなこと言い出して…遠藤は何がしたいんだよ─それこそ別人だろ?
走ってるタクシーなら見たのは一瞬だろ?

間違いないですよ。信号待ちで止まってるタクシーなんで2、3メートルしか離れてないんですから……

「……は?…」
鏡也さん…ショックなのは分かりますけど葉瑠さんはやめた方がいいですよ。
この前もヒロユキさんと仲良く歩いてたし、きっとまだ続いてますよ。

今日は違う人でしたけど、タクシーでどこへ行ったんだか……今頃二人で楽しくやってるかもしれませんよ?ウフフ

「遠藤もういいから、止めろ!」
もう聞きたくね~よそんな話。ピッ。

葉瑠?違うよな、何かの間違いだろ?

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