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秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離

「鏡也さんだって知ってますよ。私すぐ電話したんですから」

……よく知りもしないで、そんな……

それには…理由があって…何て言えば分かってもらえるの?

頭の中で必死に考えるけど

畳み掛けるような遠藤さんの言葉に何も言えなくなった。

「…鏡也さんは葉瑠さんの事、凄く大切にしてるの分からないんですか?いったい何人の人と付き合ってるんですか……」

何人って?私は鏡也君…しか

鏡也さん凄くショックだったみたいで、強がっちゃって別れたいって思っても言えないんですよ!
「鏡也君が…そう言ったの?」

「……そっ…そうですよぉ」
「いいじゃないですかさっきのイケメンさんがいれば…
鏡也さん…どうせあと2年は帰って来れないんだし」

「葉瑠さんはモテるから鏡也さんが居なくても不自由しないでしょ?…」

さっきから何言ってるの?……この人

まさか鏡也君…遠藤さんの言うことを本気にして…ほんとに別れたいって思ってるんじゃないよね?

やだよ…何で遠藤さんにここまで言われなきゃいけないの?

ひどい「やだッ!」


やだやだやだ…なんでよ。そんなわけないよ!
ハアハアハアハア

ガチャガチャ…バタン!

これ以上何も聞きたくない。堪えられなくなって逃げるように帰ってきた。

ウソダ、ウソダヨ
私、愛されてたんだよね?

鏡也君、遠藤さんの言ったことを信じて…それであんなに怒ったんだ。

GW終わるまで連絡は取らないって、別れるために心の準備をするってことなの?…

明日鏡也君…に会ってこれからの事相談しようと思ってたのに……

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