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秘密のキスは蜜の味【完結】
第7章 逢いたくて逢いたくて

あの日から鏡也君はメールをくれるようになった!

仕事が忙しいみたいで頻繁じゃないけど──

空いた時間に短いメール。


メールが来たら返信するって感じ─


私からはしないって自分で決めた。
だって……

メールをしたら返信が来るのを待っちゃうから!


鏡也君は忙しい人だからメールなんて来ない。
そう思ってても携帯を気にする自分がいるの。

分かっていても来ないと寂しくなる…


毎日忙しそうで電話なんて出来ないけど鏡也君なりにすごく頑張ってメールをくれてるんだろうな…


電話もメールも好きじゃないって言ってたから!


祐輔との関係もそのまま─

ズルいかもしれないけどこの関係がずっと続けばいいな……なんて思っちゃう。



でも私…最近おかしくなってきた──

何かにつけ鏡也君を想い出すようになってる!

友達とカラオケ行って楽しいはずなのに凄く寂しくなって涙が溢れてくる。


街で恋人らしき人逹を見ると羨ましく思ったり、好きだった恋愛ドラマを見るのも辛い!


毎週ビデオまで撮って見てたタケルのドラマなんて…とてもじゃないけど見れなくなった!


鏡也君の声が聞きたくなる。


メールだけじゃ足りなくなっちゃったよ……鏡也君

逢いたくなっちゃうの…………!鏡也君に……

こんなの、ダメなのにどうすればいいの?


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