この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
♪~♪♪~♪~♪ ♪♪♪~♪♪♪~♪♪
いい加減にしろよ!ほんとに──

ピッ
「やっと出たな!シカトしやがって早く出ろこのヤロー」

なんだよいきなり…
「しつこいんだよ、何回も」

何度も掛けてきて……
ヒロちゃんの言いたい事なんか分かってるわ。

「お前元気でやってるのか?」へ?
怒鳴られるって思ってたのに、なんだよ!

「ま~な」

そうか元気ならいいんだ!って止めろよどうしたんだよ気持ち悪いわ。


「どうだ?寂しいだろ?」

やっぱりヒロちゃんは鋭いな!
でもしょうがね~んだよ…俺は葉瑠のそばにいられないんだから

遠距離はこの先の方が長いんだ、ずっと葉瑠を1人で待たせたら可哀想だろ?

「葉瑠の為に「ためじゃね~んだよ。どこが葉瑠ちゃんの為になってんだ」

そうやってお前は自分に酔ってるだけだろ?
鏡也カッコいい!って言ってほしいのか?……


…ムッ、そんなこと思ってね~よ!

確かに一方的だったかもしれないけど……
「俺だって辛いんだよ」

「お前が辛いなんて言うな、誰が一番辛いと思ってんだ」

…なっ、なんだよ葉瑠、仕事頑張ってるんだろ?
あれから3ヶ月だぞ…

そりゃはじめは泣いてたかもしれないけど、もう大丈夫なんじゃないの?

「葉瑠は、どんな…様子?元気にしてんの?」
「それを聞いてどうすんだ」

どうするって……別に、いいだろ聞いたって!

いちいち突っかかるな…なんだよ。


「俺がなんて言えばお前は安心するんだ?」
落ち込んでるって言ったら葉瑠ちゃんに会いに来るのか?


「………いゃ、それは」

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ