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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
キャリーバッグを受け取ろとする葉瑠の手を払ってそれを部屋の中に投げ入れた。
ドスン……キャッ。
驚いて固まる葉瑠を引き寄せその場で唇を奪って壁に押し付ける。
角度を変えて舌をねじ込むと俺の舌に合わせるように絡ませてきた。
咥内を舌で搔き回し身体を撫でると、合わさった唇の隙間から甘えるような吐息が漏れる。
「ぅん…ん…ぅ、ハァ…」
早く部屋を探しとけばよかった。
古びたアパートの壁が薄くて気になるけど、もう俺…抑えが効きそうもないよ!
葉瑠の臀部を撫でながらスカートをたくし上げる。
ショーツの上から柔らかさを存分に堪能し横から指先を忍ばせると……
ビクッ!!クスッ…
眼を丸くしちゃって…うんやっぱりいい反応。
そんな葉瑠が可愛いくて凄く愛しい…
臀部から入れた指先を延ばし微妙な位置を突つくと、葉瑠の腰まで揺れてくる。
相変わらず舌を絡ませながら片足を脚の間に入れ局部を刺激しながら密着する……
唇を顎の下に移動させると…葉瑠から喘ぎを含んだ声が聞こえて来た。
「ぁッ……んぅ、きょ、うや君?」
んぅ……な、に?
唇を押し付け適当に返事を返すと
〝お隣に…聞、こえちゃう…〟って!
葉瑠が声出さなきゃ分かんないよ!
今からホテル行く?我慢できる?
ん?
葉瑠は俺の顔をじいっと見つめて首を振る。
「我慢できない?」コクン
クスッ……いいよ聞こえても!!
いつもこっちが聞かされてるんだ。
葉瑠の声は可愛いから聞かせてやろ?……な?
「ヤぁ~だっ」
葉瑠は顔を真っ赤にして首を振ってる