この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
──///
「葉瑠…お母さんが前にあなたに言ったこと覚えてる?」

お母さんが私に……「そう」

飛び込む……勇気?………「そうよ」

鏡也君はいつも葉瑠を追い掛けてくれたでしょ…
葉瑠が逃げても捕まえに来てくれたんじゃないの?

そうだけど……電話も出てくれないのに…

「待ってるだけじゃ何も変わらないわよ…いいの葉瑠は追い掛けなくて…」

でも、あれから3ヶ月だよ?もう新しい彼女が出来ちゃったかも……
そんなの見たら辛すぎるよ。

「その時はそのとき、行かなくて後悔するよりずっといいでしょ?」
……ずっと愛してるって言われたんでしょ?
もう一度信じてみたら?………


そうだね。鏡也君はいっつも私を離さないでいてくれた(逃げても追い掛けるから)って必ず来てくれた。

最後に愛してるって言ってくれた!

待ってるだけじゃダメだね…ほんと…今度は私が捕まえに行かなくちゃ。

たとえそれでダメでも後悔したくないから……
「お母さん…私捕まえに行ってくる」

もし……ダメだったら……今度こそ私もここで一緒に住んでもいい?

「え~もちろん!行ってらっしゃい」

──たぶん、大丈夫よ。──

え?なにお母さん。何か言った?
クスッ…「なんでもないわ」


***
「俺が一方的に言って電話を切ったから、辛い想いをさせちゃったんだな、ごめんな」

鏡也君は何度も私に謝ってくる!
もういいよ。

でも良かった!
ここまて来たけど鏡也君にもし…新しい彼女が出来てたらって考えたら、凄く怖くて……

何度も引き返そうって想ったの。

グスッ……「えっ?葉瑠どした?何で泣くの」

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ