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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
私だって鏡也君を愛してるよ、忘れないでね!
「俺、すげ~興奮して…ごめんな激しくなって」
「ううん!いいの」
ちょっとエッチ。………じゃない。…かなりエッチな鏡也君だけど、そんなとこも大好き。
「ほんとに?」―うんほんと!えっ?
……もしかして…聞こえてた?
「エッチな俺が好きなの?全部声に出てたけど」
やだうそ?
「これからは毎日エッチできるな」え?
毎日って…それはちょっと……
今日みたいな事毎日されたんじゃ…朝起きれなくなっちゃう!
葉瑠はゆっくり寝てたらいいよ…仕事辞めたんだし、たまには寝坊したっていいさ
いいの?寝坊しても……あっダメダメ。
お弁当作るんだから…いらない?お弁当。
「えっ?作ってくれんの?」うん。
だから…山下さん…だっけ?……のお弁当は遠慮してね。
ギュツ!「ほんと?」ウフ…うん頑張る。
でもあんまり期待しないで…鏡也君みたく上手じゃないからね。
「いいよなんだって」
ウフッ……お布団の中で抱き合ってする鏡也君とのお喋りが嬉しい。
またこんな日が来るなんて夢みたい…
鏡也くんの心臓の音を聞きながら、心地いい怠さを感じているとだんだん瞼が重くなってきた…
「眠いの?」ぅん…鏡也君は、眠く…ないの?
……今夜は興奮してて眠れそうにないよ……
そう─なの?
……ねぇ鏡也君?私が寝てる間にどこかに行ったりしないでね?……
……行かないよ!置いてかないから心配すんな…
うん、よかっ…た……
ぅん?髪を撫でられてそれが凄く気持ちイイ
「ずっと…そうやってて」