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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
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せっかく俺が拭いてやるって言ってんのに
シャワー行くって!言うから─

「あっそう?じゃ行っといで」
「うん……!?…」ガクン…キャツ………バタッ。

行くんじゃないの?
風呂狭くて2人じゃ入れないから早く行っといで…

「…ムリ…タスケテ」クスツ…なに?どした…
「ムリです」

身体に力入んないんだろ? コクン
人にお願いするときは何て言うの?

「ムッ…お願い、します」
しょうがないな~!なんて白々しいけど…
待ってな今タオル持ってきてやるから…

「はぃ」
クスクス……こんなくだらない会話が楽しくて…

ほらっ!足拡げろ。
「そこは自分で出来るから貸して」ヤダ

「なんでよ、いいから貸して」やってやる。
俺からタオルを必死に奪おうとするから、こっちだって応戦する。

「ちょっとやめて」
「こらっ離せ」コチョコチョコチョ

キャハハハ……大人しくしなさい、俺に敵うわけないだろ

「はぁはぁ疲れた、もうやめて」
「降参する?」コクコク、……する。

よし?
葉瑠はぐったり布団に寝転び肩で息をする。
ハァハァ

漸く大人しくなった葉瑠の背中を、絞ったタオルで拭いてやる。「冷たい?」
「ううん気持ちい」


クスッ、結局そのまま組み敷いて最後まで……

「鏡也君…欲情しすぎぃ」ハァハァ、ハァハァ


たしかに……でも仕方ないよ!
葉瑠がここにいるって事が嬉しいんだから。

「許して……あれっ寝てるし…」
クスクス…葉瑠の隣に寝転んで顔を眺めながら夕べの想いに耽けっていた…

葉瑠…ありがとな、来てくれて!

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