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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
***
「はあ?……葉瑠ちゃん鏡也んとこにいるのか?」
あ~!そうなんだよ。

「……葉瑠ちゃん、行ったのか?鏡也んとこに…」
「ああ来てくれた」

そうかそうか行ったのか…良かった安心した…って!ヒロちゃんはさっきからずっと呟いてる。

ホント心配してくれたんだな。

葉瑠がマンションからいなくなったって随分騒ぎになったらしい。
他の仲間にも心配掛けちゃって悪いことしたよ。

そりゃそうだよな。
誰にも言わずにマンション引き払って実家に引きこもってたんだから。
電話にも出なかったら心配するに決まってる。

「葉瑠ちゃんよく決心したな」
ほんと俺のために好きな仕事をあっさり辞めて…凄いよ葉瑠は

覚悟決めて辞表出したのに、俺そんな事知らなくて一方的に突き放したから……嫌われたって文句言えないのに


「鏡也……もう絶対離すなよ!」

また、同じことしたら今度こそお前の根性を叩きのめすから覚悟しとけよ。

「わかってるよ」
もう絶対泣かすような事しないから。

悪かったなヒロちゃん、洋子さんも……!

ふたりには特別世話になったから今度帰った時にでも御礼するからさ、みんなにも元気だからって伝えといてよ。

「なんだ鏡也ずいぶん大人になったな」
そんな事まで言えるようになったんだなお前は……

お兄さんは嬉しいよ!って……

なんだよそれ……アハハハ

「俺達より葉瑠ちゃんの両親へ挨拶しとけよ…怒ってんじゃね~か?」

そのつもりだったんだけど…お母さんが随分機転が利く人でさ、落ち着いてからで良いって言うんだよ。

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