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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……
───///
スヤスヤ眠る葉瑠の隣で俺は気怠い余韻に浸っていた。
♪ヴーヴーヴーヴー♪……ん?朝から誰だろ……
「葉瑠…起きれる?携帯鳴ってるよ」
ぅん?……怠そうに起き上がる葉瑠にスマホを渡し、俺は隣で耳元にキスをしようと近づいたんだ。
「あっお母さんからメール」へっ?
《鏡也君は捕まえた?…もう離しちゃだめよ》
葉瑠が選んだ道を私達は応援するからね。
お父さんにはうまく言っておくから心配しないで……生活が落ち着いたら二人で遊びにいらっしゃい。
「見てお母さんから」うん。
お母さん、俺の事怒ってないのか?
葉瑠の事を随分泣かしたのに……
ヴーヴーヴーヴー ん?……
「葉瑠?お母さんから俺にもメールが……」
【私達の大切な娘…今度こそ鏡也君に託すから、葉瑠を笑顔にしてやってね。PS…もう返品は出来ないわよ(笑)】
「やだお母さんったら…良かったね鏡也君」
もう心配させないようにしなきゃな。
早いとこ基盤を作って顔見せに行こう……
「葉瑠支度しよ部屋探しに行くよ」
「でもさっきはまだ早いって?」いいから…
こんな狭いとこ早く出よ……これから葉瑠はひとりで留守番するんだ、もっと便利なとこの方がいいだろ?
「私まだここでもいいよ家賃安いんでしょ?」
葉瑠は自分が無職なのを気にして……バカだな…なに言ってんの?…俺が食わしてやるから…
働かなくていいよずっと家にいろ。
働き出したらまたいろいろ心配になるから……な?
本当はどこにも行かないように鍵掛けてしまっておきたいんだぞ!
スヤスヤ眠る葉瑠の隣で俺は気怠い余韻に浸っていた。
♪ヴーヴーヴーヴー♪……ん?朝から誰だろ……
「葉瑠…起きれる?携帯鳴ってるよ」
ぅん?……怠そうに起き上がる葉瑠にスマホを渡し、俺は隣で耳元にキスをしようと近づいたんだ。
「あっお母さんからメール」へっ?
《鏡也君は捕まえた?…もう離しちゃだめよ》
葉瑠が選んだ道を私達は応援するからね。
お父さんにはうまく言っておくから心配しないで……生活が落ち着いたら二人で遊びにいらっしゃい。
「見てお母さんから」うん。
お母さん、俺の事怒ってないのか?
葉瑠の事を随分泣かしたのに……
ヴーヴーヴーヴー ん?……
「葉瑠?お母さんから俺にもメールが……」
【私達の大切な娘…今度こそ鏡也君に託すから、葉瑠を笑顔にしてやってね。PS…もう返品は出来ないわよ(笑)】
「やだお母さんったら…良かったね鏡也君」
もう心配させないようにしなきゃな。
早いとこ基盤を作って顔見せに行こう……
「葉瑠支度しよ部屋探しに行くよ」
「でもさっきはまだ早いって?」いいから…
こんな狭いとこ早く出よ……これから葉瑠はひとりで留守番するんだ、もっと便利なとこの方がいいだろ?
「私まだここでもいいよ家賃安いんでしょ?」
葉瑠は自分が無職なのを気にして……バカだな…なに言ってんの?…俺が食わしてやるから…
働かなくていいよずっと家にいろ。
働き出したらまたいろいろ心配になるから……な?
本当はどこにも行かないように鍵掛けてしまっておきたいんだぞ!