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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……

窓を開けると穏やかな風が部屋に流れて最高に気持ちイイ
今日はいい天気だな。

外の景色を眺めていると葉瑠が俺の腕に絡まって来る「夜になったらここから町の夜景見えるかな?」

ん?…そうだな……ここからじゃきっと見えるよ!

あっそうだ!

葉瑠…今日の夜は出掛けるから夕食は外で食べよ!

「でも鏡也君疲れたでしょ?」

いや大丈夫。ほらっ支度して!

ずっと行きたかった場所に葉瑠を連れて行こう。
きっと喜ぶぞ!

それにもうひとつ──

───///
「葉瑠行くよ」
「待って!ねぇどこ行くの?」

夕食なら作るのに……
いつか私を連れて行こうって思ってたらしいけど
どんなレストランなの?

レンタカーを借りて40分。

食事するのにこんなに遠くまで来なくてもいいんじゃない?って思うけど…

鏡也君がせっかく連れてってくれるんだから口が裂けても文句なんて言わないよ…


「着いたよ、降りて…」
えっ?ここは…

あのテナントだよね?ペアのブレスレット買ったとこでしょ?

ここの何が美味しいの?
「レストラン行くんじゃないよ」違うの?

ちょっと歩くけどって…
こっちは確か展望台があるんでしょ?前に彩ちゃんが言ってたもん。

結婚式で来たとき行こうと思ってたのに─ほらっ、あの時はいろいろあって行けなかったから…

「ぅわぁ~」

もうすっかり日は沈んでるけど高台までの道を淡い光の照明が照らしてる。

アンティーク調の石畳が敷き詰められた道の両側には白樺の木が続いてて凄くロマンティックなの。

まるでおとぎに国に来たみたい……

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