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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……

「凄いねここ知らなかった」
鏡也君に手を引かれ緩やかな坂道を登って行く…

「もうすぐだよ」うん。
そこを抜けると……「えっ凄い…すごい凄い…」


そこは眼の前に拡がる一面の星

鏡也くん…!振り返ろうとすると…後ろから鏡也君が抱きしめてくる。

「どう?凄いだろ…」
うん…綺麗。

手を延ばすと星を掴めそうなくらい近くに感じる。

こんな凄い場所だったなんて知らなかった。

「俺も最近知ったんだよ、どうしても葉瑠と来たかったから内緒にしてた」

ありがとうこんな素敵な所に連れて来てくれて!

「葉瑠?…俺さぁ、今すげ~幸せ」
やだ鏡也君なに?改まって…

私は後ろから鏡也君に抱きしめられたまま…

振り返ろうとするのに力を入れて私を抱きしめるから動けないの。

「鏡也君?……顔見たい」
「ダメ恥ずかしいから、このまま聞いて」

なに?どうしたの?

「俺さぁ、やっぱ俺は葉瑠がいなきゃダメなんだって…離れてみてよく分かったよ」

自分から離れたのに辛くてどうしようもなくて…
すげ~後悔した!

でも迎えに行く勇気もなくて…
自分が情けなくてさぁ。

もう諦めてたんだ……


だから葉瑠が来てくれた時は凄く嬉しかったよ

「鏡也君……」


「葉瑠ありがとう!俺を捕まえに来てくれて」
ウッ…グスグス……

鏡也君の腕がますます強くなった!

「これからはさ、挽回出来るように頑張るし、絶対泣かさないようにするから…」


だから……『俺につぃて来てな!』

コクコク…グスン、グスッ

「俺なんだかすげ~ハズイこと言ってんな」アハハ…

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