この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……

「鏡也君…グスッ…顔見せて、」

「まだダメ」……なんで?鏡也君の顔見たいよ

「葉瑠ちょっと眼、瞑って」えっ?
なにするの?──いいから、ほらっ!瞑って─

うっうん、鏡也君…変なことしないでよ?

クスッ「大丈夫。変なことなんてしないよ」
ならいいけど─

急に私に眼を瞑れって…ちょっぴり怖いんだけど…

「まだ開けるなよ」うん

鏡也君の腕が一瞬だけど離れて…不安になった!

「あっ、鏡也君…どこいくの?」
クスッ……どこにも行かないよ大丈夫だから…


私が不安にならないように腕を掴んだまま回り込んで来る。んっ?目の前に鏡也君の気配がする!

フフッ……わかった、キスするんでしょ?

「………?………え」─鏡也、くん?……これ……

すると…「はい。いいよ眼、開けて」

「…………!?……な…に、これ?」グスン……

私の右手の薬指にキラリと光るホワイトゴールドのファッションリング。
小さなハートにホワイトとピンクのダイヤが寄り添うようにくっ付いてるの。

鏡也君を見上げると照れくさそうに微笑んでる。

「安いのだから貰ってくれる?」

鏡也君…ったら……グスッ、ウッ

「葉瑠に言うと、きっといらないって言うと思ったから黙って買ったんだ……どうしても渡したくて……」

「………///」あっ気に入らない?
似合うと想うんだけど……って!

ブンブン…違うの。
グスッ……ヒックッ、嬉しすぎて…言葉にならないだけ!


私が指を眺めたまま喋らないから……

心配したんでしょ?…顔を覗き込んで来る!

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ