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秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って
「なるべく早く戻ってくるから待ってて」
葉瑠を俺のマンションに連れて来た─
ま~ヒロちゃんのでもあるんだけど……
ヒロちゃんは今日は帰って来ない………はず。多分
でも心配だから仕事を早く切り上げてホテルにでも泊まろう。
「ここにあるの何でも使っていいからね」
「早く終わらせるからそれまでここで待ってて。いい?」
「うん。わかった」
早く戻って仕事終わらせなきゃな。
玄関を出たけど──あっ!忘れてた。
バタン…
慌てて戻った俺を見て葉瑠が驚いてる。
「鏡也君どうしたの?…忘れ物?」
「そっ。大事なもの忘れてた」
俺が大きく手を拡げると、葉瑠が勢いよく腕に飛び込んできた!
葉瑠をギュッっと抱き締める。
「逢いたかった…葉瑠…」
「……うん。」チュッ。
行ってきます……の軽いキスのつもりだったけど、葉瑠に触れると抑えが効かなくなる。
あぁっヤバイ離れたくない。
欲情して止められない!
チュッ。 チュッ。 クチュッ─
うなじを押さえ角度を変えて舌を絡めると……俺の下半身が反応する。
硬くなりつつあるモノを葉瑠に押し付け可愛い舌を吸い上げた!
胸に手を伸ばし優しく触れると葉瑠に胸を叩かれた
「ダメ、仕事…行く、んでしょ。待ってる…から、早く帰ってきて」
はぁはぁ──。あ~くそっ~
最後にギュッと葉瑠を抱き締めた!
「待ってて、ひとりでどっか行くなよ!」
「うん。行かない…待ってる…」
「じゃ、行ってくるな」
「うん、行ってらっしゃい」
後ろ髪を引かれるけど仕方ない!
早く行って終わらせよう