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秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って
───//
ガチャ…

何とか仕事を終わらせて早る気持ちで戻って来た。


「ただいま、葉瑠?…」─?──
葉瑠? 返事がない。

どこだ?

リビングを見渡すと?
あっなんだここにいたのか?

葉瑠はソファーの上で猫みたいに丸くなって眠っていた。
クスツ……可愛いなぁ!

ソファーの前に腰を降ろし葉瑠の髪を撫でる。
すると…葉瑠がゆっくりと眼を覚ました。

「んっ?…あっ、お帰り」
「ごめんね、寝ちゃってた』

クスッ「ん。ただいま」
ごめんな遅くなって!

「終わったの? 忙しいのに私が逢いたいなんて我儘言ったからごめんね!」


「葉瑠…おいで」

葉瑠を膝に抱き寄せ髪を撫でると、俺の肩に頭をチョコンと乗せて甘えてくる!

俺を跨ぐように座らせたからスカートは太ももギリギリまで上がって……
それを真っ赤になって押さえる葉瑠がなんとも可愛いかった!

「葉瑠?──俺が最初に逢いたいって言ったんだから我儘じゃないだろ」

「……でも、急に来たから……」

いいんだよ!嬉しいんだから…


葉瑠の艶のある唇を見つめて指でなぞった。
「ふぅ~」

やっと逢えたね、葉瑠とこうしてるだけで
堪らなく嬉しいよ。

チュッ。クチュクチュ。「んぅ、んっ」

あぁ~キスが止まらない!

「はぁ~葉瑠と一緒にいると自分がコントロール出来なくておかしくなるよ」


「…?…どういうこと?」

「好き過ぎていつも欲情して我慢出来なくなる」

ウフッ
「鏡也君いつもいっぱいキスするもんね!キスが好きなの?」
そういって可愛く笑うんだ!


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