この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って
別にキスが好きなわけじゃないよ!
自分でも驚くほどに葉瑠には止められない。
「そんなの葉瑠だけ。」
こんなこと初めてなんだよ……
「キス…いや……?」
「ううん!」って首を振る!
「……私だって…鏡也君に逢いたくて、触れてほしいって想ってるよ」
…ほんと?──うん……ほんと!ニコッ
「今日はありがと。時間作ってくれて…嬉しい」
葉瑠はそうやっていつも俺を刺激して!…ったく。
「葉瑠もありがとう。…逢いに来てくれて!すっげ~嬉しいよ」
何度も触れるだけのキスを繰り返して…
葉瑠の背中を撫で回し、唇を挟むように甘噛みする
はぁ…んっ、ぅん
「俺、葉瑠に逢うとき…いつも欲情…して、嫌じゃない?」
いつも抱きたくなるんだよ!
「嫌じゃ…ない、よ……んっ…はぁ…」
そっ?──なら良かった。
深くなるキスに息が荒くなり興奮が抑えられない
久しぶりに触れる葉瑠に心臓がバクバク。
キスだけで気分は最高潮だ!
「葉瑠…?…はぁ…俺、我慢できないかも…」
脇腹から胸へと手を廻し服の上から優しく身体を撫で廻す…
グ~………?……へっ?…
「─あっごめん。お腹鳴っちゃった!」
─葉瑠は恥ずかしそうに俯いてる…
クスッ─そう言えば俺も、なんも食ってなかった。
「そっか。お腹空いたね?何か食いに行こ!」
「うん。」
でも…もうちょっとだけ……キスさせて!
食事はそれから。