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秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って

近くのホテルに駆け込んだ…

ガチャ。バタン。
閉まるドアと同時に葉瑠を押し付けた。

もう我慢出来なかった。

「葉瑠…キスしていぃ?」
ここじゃいいだろ?

盛りのついた動物みたいだけどもう限界だよ。
ずっとキスしたかったのに
〝ここじゃダメ〟

人通りは少なくても外じゃダメだって許してくれないから─

「ねぇいい?」
くっ付きそうなほど顔を近づけて葉瑠の返事を待った。

「……ぅん」
漸く頷いてくれた葉瑠に何度も唇を重ねた。

「はぁ~はるっ、はる」
「んっ、ふぅ、鏡…也くっ」
隙間から舌を捩じ込み、逃げる舌を夢中で追い掛けた!

「はぁ…はぁ…んっ─」

クチュ……クポッ…クポッ
葉瑠の吐息と合わせた唇からは空気のぶつかる音

昂る気持ちを抑え葉瑠の唇を夢中で貪った!

ぅん…はぁ…んっ

二人の唾液が葉瑠の首筋に垂れる……

葉瑠のシャツのボタンを外しながら垂れた唾液を唇で追い掛けた。
「はぁ…んっ…」

葉瑠の吐息に酷く興奮する!

片手でスカートを捲りショーツの中に手を入れた。
ビクッ
身体を捻る葉瑠の腰を押さえ引き寄せた。

〝ダメ〟逃げないで──
クチャクチャ……

「…葉瑠、もうこんなに濡れてグチョグチョ言ってるよ、いつから…濡れてんの?」
葉瑠の耳元で囁く─

「ぁい…じわる…」

クスッ「脱いで!」
一気にショーツをズリ下ろした。

「あぁ…ちょ、待って」
「だめもう待てない!」

ショーツを脱がし溢れる蜜を指に絡めた。


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