この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って

ポチャン─ポチャン

「鏡也君の手、大っきいのに綺麗だね。指は細くて長いしなんか女の人みたい」

葉瑠は俺の手で遊んでる。
指をなぞったり絡ませたり…

「──んっ─そうか?」
ポチャン─

「そうだよ。私…鏡也君の手好きだな」

─そう言って頬ずりされたらまたドキドキする!


俺だって葉瑠の手が好きだよ。
指を撫でながらお互いの手を重ねて比べてみる─

「葉瑠の指も細いな、強く握ったら折れそうだ」

白くて長い指…若いのに指輪もなくて飾らない所が葉瑠らしいよ。

指を絡めて手の甲にキスをした。

その手を撫でながら首筋に唇を押し付け、首から肩を唇で往復させた。

「鏡也君? 私ね……」んっ?チュッ。なに?

「最近おかしいの。情緒が不安定っていうか…」

チュッ。 なんで? どした? チュッ。

俺はキスに夢中。

葉瑠のうなじに唇を這わせながら何となく聞き流してたんだ…


「寂しくなって…すぐ涙が出ちゃうの‼」

えっ?──


葉瑠?

「どうしたらいいか…分かんないの」

「───?」

突然そんなこと言い出すから……急に心臓がバクバクと暴れだす…!
それってどういうこと?


葉瑠…聞いていい?──

ずっと聞きたくて聞けなかったこと。


俺のこと…どう思ってる?


「葉瑠?……俺のこと…好き?」

教えて─葉瑠…

うしろから手を回し優しく抱き締める。

「………」
「……ねぇ葉瑠?」

ドキドキしながら言葉をジッと待つ─

葉瑠…頼む!答えて。

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ