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秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って

「なのに…今は…鏡也君で…いっぱいで……グスッ」

え、葉瑠?…
それって

「…鏡也君が…頭から…離れない…の、ヒック、いつも鏡也君…の事、考えちゃって…グス、苦しくなるの」

葉瑠…うんごめん。
俺が離せないから…葉瑠が辛い思いをする!

〝彼氏とは別れろよ〟
そう言いたいけど…
それを言ったら葉瑠の心が壊れてしまう。

きっと悩んで…
俺とは終わりにするかもしれない!
まだ葉瑠を離したくないんだよ。
だから、ごめんな!

今日は葉瑠の気持ちを聞けたんだ。
良しとしなきゃ!


「ハァー 葉瑠… 葉瑠の気持ちが決まるまで待ってるから、だから……もう泣かないで」

〝最後は俺を選んで〟
言い掛けた言葉を飲み込んだ。

「葉瑠は何でも想ったこと俺に言って!絶対我慢しちゃダメ…いいね?」

はる葉瑠は黙って頷いた!

「─鏡、也くっ、ごめんね!好きになっちゃって」


「何言ってんの?俺が葉瑠を誘惑したんだろ!葉瑠の気持ちをやっと聞けたからすっげぇ嬉しい!」

「俺も好き。葉瑠が大好きだからね」


ここ触ってみて?
……葉瑠の手を取って俺の心臓に当てた。

「こんなにドキドキしてる!凄いだろ?」

「うん。……うん。」コクンコクン

クスッ
「ほら、もう泣き止んで? キスしたい。」

涙を拭って俯く葉瑠の頬に手を添えた‼

「顔上げて」

吸い寄せられるように唇を合わせた。

抱きしめながら何度も愛を囁き合ってはキスをして─時間を忘れるほど夢中になっていた!

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