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第9章 どうしたらいいの？

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祐輔に返事もしないまま数週間が過ぎちゃった‼

祐輔はもちろんクビになんてならなかったけど、今までの担当をすべて外され、出直しだって嘆いてた！

〝踏ん張りどころだから頑張るよ〟って言葉が嬉しかったな。

なんとか立ち直ったみたいでホッとした！


たまに落ち込んで〝逢いたい〟って電話がきたりするけど……

祐輔も今は仕事で手一杯みたい！

私も春夏の新作展示会があるから毎日準備に追われていた。

正直、忙しさに紛れて祐輔に会わない事にホッとする


でもいつまでもこのままじゃいけないね。

祐輔の仕事が落ち着いたら話をしよう！



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いよいよ今日から展示会。

余計な事は考えないで集中しなきゃ！

今回の展示会はファッションショーもするからモデルさんも入る！

私も昨日からこっちで打ち合わせに参加した。


ショーも予定通りでお客さんの反応もいい。

春夏の予約も思った以上の売り上げでホッとした！


「身近に見るモデルさんはやっぱり違うな！」
ボソッと独り言を言ったのに──

「なに言ってんですか～。葉瑠さんがそんな事言ったら私達はどうなるんですか？」

「そうですよ！葉瑠さんならスタイル良いしモデル出来ますよ」

出来るわけないでしょ！モデルなんて。


本社のスタッフさんとそんな会話をしながら今回の展示会は無事に終了した。

さて、英美ちゃんが待ってる。

ヒロちゃんのお店に行こう！