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秘密のキスは蜜の味【完結】
第9章 どうしたらいいの?
なんでって……その……
「英美ちゃん私ね!祐輔とは……」うん
カランカラン。
「おぅ真司」
「英美ちゃんただいま~─あっ葉瑠ちゃん久しぶり元気だった? 相変わらず可愛いね」
「あっ真司お帰り─ってまた~真司は~」
英美ちゃんに祐輔の話をしようとしたとこで真司君が入ってきた!
「真司君お疲れ様。聞いたよ!オメデト」
「へへっ。ありがと。なんか恥ずかしいな!」
ふたりともほんと嬉しそう!良かったね。
「あっそう言えば……さっき久美ちゃんを見たんだけど。英美ちゃん連絡とったの?」
「えっ?久美ちゃん?知らないよ!携帯解約されてたし。もしかして鏡也君に………」
「それはないでしょ~。」そうだよね~。って
急に鏡也君の名前が出てドキッとしちゃった!
久美ちゃん…って誰だろ?
「真司それほんとに久美ちゃん?見間違いじゃないの?こんなとこにいるわけないでしょ~。」
「え~。そう言われたら自信ないけど」
〝うん、そうかもね!いるわけないかぁ〟
カランカラン。
「いらっしゃい!」
お客さんが入りだし賑やかになってきた。
そんなに広くない店内だけどヒロちゃん独りで忙しそう。
ヒロちゃん運ぶくらいしか出来ないけど手伝いますよって声を掛けた!
「えっいいの?悪いね葉瑠ちゃん!」
「ごめんね葉瑠いつもは私がやるんだけど……」
いいのいいの妊婦さんは座ってて。