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秘密のキスは蜜の味【完結】
第9章 どうしたらいいの?

「あっ葉瑠ちゃん!来てたんだぁ」

へっ?──誰だっけ?…

「あっ。その顔は俺らの事覚えてないな」


「………?」
なんか見たことあるんだけど思い出せない


「葉瑠…私と真司の結婚パーティーの時にいたよ。この二人」

「あぁ~そっか。ごめんなさい‼」


「アハハ……いいよ。だってそれが葉瑠ちゃんなんだろ。なっ真司」

はっ?… 真司君……どういう事?

真司君を横目で睨んでいると…

アハハ。……ごめんのポーズ。もうっ真司君!

───

お酒も入って楽しくなってきた!

私も仲間に入れてもらえたのかな?


カランカラン。「おぉ来たな鏡也」

ドキッ……


「今日は大勢だな。葉瑠……ちゃん…久しぶり」
うん。「鏡也君……久しぶり」なんか恥ずかしいね


「え~葉瑠ちゃん。俺らの事は忘れてたのに鏡也は覚えてんの?」……えっ?

どうしよマズかったかな?

「俺と葉瑠ちゃんは何回か会ってんの‼ お前らとは違うんだよ」

鏡也君がフォローしてくれたけど……

いいの? そんな事言っちゃって!

「葉瑠とここに来ると鏡也君が必ず現れるんだよね…何故だか」ちょっと英美ちゃん……

「それじゃ俺がストーカーみたいだろ」

〝あぁそうかも〟ってギャハハ……みんなで大笑い


なんかすっごく楽しい!


「葉瑠ちゃんこれあっちのテーブルに頼む」

「あっは~い」

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