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秘密のキスは蜜の味【完結】
第9章 どうしたらいいの?
「葉瑠…責めてるわけじゃないよ!勝手に想像してヤキモチ焼いただけ……ごめん」
葉瑠を膝に乗せギュッと抱きしめた!
「今はね。鏡也君が1番なの」
うん。わかってる!
「─もう待てない?鏡也君どっか行っちゃう?」
心配そうに聞いてくる。
ふっ。「行かないよ!待ってる。けど…なるべく早くがいいかな」
「うん。そうだよね!」コクン。コクン。
「葉瑠…もっと付けたい!ダメ?」俺の印。
「ん?~いいよ。好きなだけ付けて」
俺の気持ちを察して許してくれる葉瑠に嬉しくなった
単純だな俺って……完全に囚われてるよ!
胸元をペロッて舐めて葉瑠を見上げると嬉しそうに微笑んでる。
葉瑠は両手で俺の頭を抱えてそれをジッと見てる
そのまま俺は口をずらし強く吸い付いた……
チュゥッー。
「葉瑠…」
「私も鏡也君に付けたい!」
「ふっ!いいよ」
お互いの身体に自分の印を刻んでいく!
「鏡也君こんないっぱい…付けて…」んっ?
「葉瑠…来て!」手を取ってクローゼットの横にある大きな鏡の前に立たせた‼
葉瑠は胸を隠し恥ずかしそうに俯いてる…
「やだ恥ずかしいから…」
葉瑠の後ろから手を掴んで鏡越しにキスマークを指でなぞっていく。
鏡から眼を背けるから「ほらっ見て」
「恥ずかしぃよ」
「なんで? 俺に何度も見られてるでしょ…」
「隠さないで…綺麗だよ、見てごらん」