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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!
「葉瑠…楽しかった?」
「うん。楽しかった……けど怖かったよ」
怖くてずっと力を入れてたから疲れちゃった。
「じゃ俺らも公園行ってみようか」
──///
「あっ来た来た!ふたりとも楽しかった?」
「うん。たくさん乗ってきたよ!英美ちゃんが乗れそうなのメリーゴーランドくらいかな」
「私はいいよ!あっでも最後に観覧車は乗って帰るよ。夜になったら綺麗な夜景が見れるんだって」
そうなの?私も見たいけど…帰らなきゃ……
楽しいときはあっと言う間だね!
葉瑠ちゃん終電で帰ればいいでしょ!
ここまで来たら絶対見て帰んなきゃ
真司君はそう言うし……鏡也君も
〝そうしなよ葉瑠ちゃん〟って!
私もまだ帰りたくないな。
「うん。そうだね!そうする」
じゃもうちょっとしたらお土産買いに行こ!
公園では小さな子供達がキャッキャと走り回っていて、それをパパやママが近くで見守っている!
「いいよね!ああいうの」ほんとだね英美ちゃん
「なんか癒されるね」
英美ちゃんと真司君はすぐにあんな風になるんだよ
「そう言えばさぁ葉瑠…昨日話しが途中で終わっちゃって気になってたんだけど」
〝プロポーズの返事何でしないの?〟突然思い出したように英美ちゃんに聞かれた。
あぁそうだった!
「ぅっうん。あのね……断ろうかなって……」
「えっ?なんかあっ「英美ちゃんお土産買いに行こ。葉瑠ちゃんも行く?」
真司君に声を掛けられた「あっうん。行くよ!」
もう真司ったら。ごめんね葉瑠…あとで話そ!