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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!

すると鏡也君が「じゃあ行こうか」って…私の手からお土産の袋を取って歩きだした。

んっ?何か鏡也君の態度がいつもと違う!

「鏡也待って!まだ話したい」

「もう話すことはないよ」
………?……鏡也君…どうしたの?

「お願い。話し聞いて」

強引に歩き出す鏡也君の腕を久美子さんが掴んで引き止めた。


「ちょっとどうしたのよ二人とも。─鏡也君少しだけ話し聞いてあげたら」

重苦しい雰囲気の中…
英美ちゃんが言葉を掛けた!


鏡也君が心配そうに私を見るから─

「あっうんっ。話し聞いてあげて待ってるから」


私の言葉に安心したのか鏡也君が近寄ってきた。

「葉瑠…心配いらないよ。すぐ戻るから待ってて!一緒に観覧車乗ろうな!」


「うん。待ってる。」
鏡也君は久美子さんを連れて歩きだした。

なせだか凄く不安になった。

大丈夫だよね?鏡也君……
早く戻ってね待ってるから。


「二人とも座ろ」
「そうだね。葉瑠座ろ」
3人でベンチに腰かけた。

「…久美ちゃんもねヒロちゃんのお店の常連さんだったんだよ」 ──そうなんだ!

「そうそう鏡也君の元カノ」─えっ?

「ちょっと真司ったら……2年も前の話だよ」

ヒロちゃんのお店で鏡也君と久美子さんは知り合ったらしい。

すぐに付き合いだして凄く仲も良かったのに久美子さんは突然夢を追い掛けて留学したんだって!


久美子さんは元々雑誌のモデルをしてたんだけど本格的に勉強するために1年で戻るって約束で行ったらしいけど………

1年たっても帰って来なかったって!

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