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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!
****
鏡也君……久美子さんとなんかあったの?
ずっと待ってたけど連絡はないし─
どうしよ。もう閉園の時間になっちゃった。
〝鏡也君ずっと久美ちゃんを待ってたもんね〟
真司君の言葉が頭から離れない!
私って久美子さんに似てるの鏡也君?……だから…
「違うよ!そんなことなぃ」よね?鏡也君。
ブンブン、違うちがう!
自分に言い聞かせる!違うよ。
もう閉園のBGMが流れてる。♪♪♪♪出なきゃ。
鏡也君はもう出たのかな?
わたしはここだよ─
観覧車一緒に乗ろうって、待ってて言ったのに……嘘つき。
来るときは鏡也君と一緒だったから道なんて覚えてないよ。
全然分かんなくて帰る人の流れに沿って一緒に歩き出したんだけど──
はぁ~!こんなとこ一人で歩いてるの私だけだよ。
みんなカップルとか家族連れ、楽しそうな会話が聞こえてくる!
寂しくて俯いてトボトボ歩いていたら…あれ?
わかんなくなっちゃったよ。
携帯のナビを頼りに駅に向かうけど…
充電がもう切れちゃうよ!
ゴロゴロゴロ~ドーン──
遠くで雷が鳴ってる。
やだこんなときに─怖いよ!カミナリ大嫌い!
心細くて、寒くて自然と涙が溢れてくる。
ウェ、ンッ……鏡也君…の…バカ
──///
どうしよ!とうとう充電も切れちゃった。
道もわかんなくて進んでは引き返し完全に迷子
こんなことなら英美ちゃんと帰れば良かった!
〝葉瑠。真司が鏡也君にメールしたから帰ろ〟
せっかくそう言ってくれたのに。
〝でも…約束したの。英美ちゃん先に行ってて〟
鏡也君……久美子さんとなんかあったの?
ずっと待ってたけど連絡はないし─
どうしよ。もう閉園の時間になっちゃった。
〝鏡也君ずっと久美ちゃんを待ってたもんね〟
真司君の言葉が頭から離れない!
私って久美子さんに似てるの鏡也君?……だから…
「違うよ!そんなことなぃ」よね?鏡也君。
ブンブン、違うちがう!
自分に言い聞かせる!違うよ。
もう閉園のBGMが流れてる。♪♪♪♪出なきゃ。
鏡也君はもう出たのかな?
わたしはここだよ─
観覧車一緒に乗ろうって、待ってて言ったのに……嘘つき。
来るときは鏡也君と一緒だったから道なんて覚えてないよ。
全然分かんなくて帰る人の流れに沿って一緒に歩き出したんだけど──
はぁ~!こんなとこ一人で歩いてるの私だけだよ。
みんなカップルとか家族連れ、楽しそうな会話が聞こえてくる!
寂しくて俯いてトボトボ歩いていたら…あれ?
わかんなくなっちゃったよ。
携帯のナビを頼りに駅に向かうけど…
充電がもう切れちゃうよ!
ゴロゴロゴロ~ドーン──
遠くで雷が鳴ってる。
やだこんなときに─怖いよ!カミナリ大嫌い!
心細くて、寒くて自然と涙が溢れてくる。
ウェ、ンッ……鏡也君…の…バカ
──///
どうしよ!とうとう充電も切れちゃった。
道もわかんなくて進んでは引き返し完全に迷子
こんなことなら英美ちゃんと帰れば良かった!
〝葉瑠。真司が鏡也君にメールしたから帰ろ〟
せっかくそう言ってくれたのに。
〝でも…約束したの。英美ちゃん先に行ってて〟