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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!
****
葉瑠を迎えに店を出ると久美子が追い掛けてきた!
「鏡也待って!私帰るから駅まで一緒に行く」
「…………」
「鏡也。変わったわね」
「──あぁそうかもな!」
俺が変わったとしたら葉瑠のお陰だな!
「私が1年で戻って来てたら違ってた?」
「………どうかな?もう終わったこと言うのやめようぜ。さっき散々話して納得しただろ?」
「久美子……お互い別々の道で頑張ろうぜ!久美子は俺じゃなくても大丈夫だ!」
「………鏡也?」
久美子が急に立ち止まるから
「どうした?」
暫く無言で俯いてたかと思ったら突然久美子が俺に抱き付いてきた。
咄嗟の事にバランスを崩しよろけたところに──
チュッ。……へっ?
久美子が俺に抱きついてキスしてきた!
「───」
久美子の突然の行動にビックリしてすぐには動けなかった!
「やだぁ。なんで!」
はっ?……………大きな声に振り向くと葉瑠が俺達を見て固まってる
「……葉瑠?」
葉瑠が突然走りだした……
「あっ!葉瑠…違う。待って!」
すぐに追い掛けようとするのに久美子が腕に力を入れて抵抗するから
「行かないで!鏡也を忘れるなんて出来ないの」
なに言ってんだよ!もうやめてくれ。
「離せ」
「お前もういい加減にしろ!」
久美子を怒鳴って振りほどき葉瑠を追い掛けた。
葉瑠…ごめん。ごめん。
なんでこうなるんだよ!
必死に追い掛けたのに信号で足止め。
葉瑠を見失ってしまった!ハァハァ
葉瑠を迎えに店を出ると久美子が追い掛けてきた!
「鏡也待って!私帰るから駅まで一緒に行く」
「…………」
「鏡也。変わったわね」
「──あぁそうかもな!」
俺が変わったとしたら葉瑠のお陰だな!
「私が1年で戻って来てたら違ってた?」
「………どうかな?もう終わったこと言うのやめようぜ。さっき散々話して納得しただろ?」
「久美子……お互い別々の道で頑張ろうぜ!久美子は俺じゃなくても大丈夫だ!」
「………鏡也?」
久美子が急に立ち止まるから
「どうした?」
暫く無言で俯いてたかと思ったら突然久美子が俺に抱き付いてきた。
咄嗟の事にバランスを崩しよろけたところに──
チュッ。……へっ?
久美子が俺に抱きついてキスしてきた!
「───」
久美子の突然の行動にビックリしてすぐには動けなかった!
「やだぁ。なんで!」
はっ?……………大きな声に振り向くと葉瑠が俺達を見て固まってる
「……葉瑠?」
葉瑠が突然走りだした……
「あっ!葉瑠…違う。待って!」
すぐに追い掛けようとするのに久美子が腕に力を入れて抵抗するから
「行かないで!鏡也を忘れるなんて出来ないの」
なに言ってんだよ!もうやめてくれ。
「離せ」
「お前もういい加減にしろ!」
久美子を怒鳴って振りほどき葉瑠を追い掛けた。
葉瑠…ごめん。ごめん。
なんでこうなるんだよ!
必死に追い掛けたのに信号で足止め。
葉瑠を見失ってしまった!ハァハァ