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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!

しょうがない!葉瑠行くよ。

手を引っ張って、狭い通路から連れ出した…

「葉瑠……どうしたのこれ?」

服は泥が付き膝は擦りむいて血が滲んでる。

「んっ?…転んじゃった。走ってたら雨で滑って転んじゃったの……」


「……痛かっただろ?」

ストッキングは伝線してるし──ほらっ手だって擦りむいてる。

「そういえば痛かった…」

おんぶする?

ヤダ…恥ずかしい。しないよ!


おいで……。

やっぱり痛そうだな少し足を引きずってる。

近くの公園の水飲み場で膝を洗ってやろうと連れていった


「ヤダ痛いよ」すぐだから我慢して。
「冷たい」ごめんって…

よしいいよ。「あ、りがと!!」

「鏡也君。寒い」

そうだね。早く行こう!


あっ!葉瑠……ちょっとだけ待って! なに?

ついでに自分の唇も手でゴシゴシ擦ってうがいして──


これでいいっしょ!

「葉瑠?…もうキスしてい?」


ここで?─そう誰も見てないからいいでしょ?


「………ヤダ…しない」

葉瑠を抱きしめて頬擦りしてみる。

「したい!」

眼を見つめて甘く囁いた!


「お願い葉瑠とキスしたい」


ゆっくりと鼻先まで近づいて様子を伺いながら優しく触れるだけのキスをする……チュッ。「んっ」

良かった。嫌がらない!

やっと葉瑠が戻ってきた。

そしたらもう我慢なんて出来ないよ。貪るように葉瑠の唇に吸い付いた。

「うっん…んっ」葉瑠の吐息に興奮する!


……どうしよキスが止まんない!

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